繰り返されてきたサイン盗み疑惑 フェアプレー精神で「マナー」徹底しかない

[ 2019年3月29日 08:30 ]

第91回選抜高校野球大会第6日 2回戦   星稜1―3習志野 ( 2019年3月28日    甲子園 )

<星稜・習志野>4回、二塁走者の疑わしい動きについて集まる審判団 左は星稜・奥川、中央は山瀬(撮影・成瀬 徹)
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 【記者の目】星稜が抗議したものの、審判団は習志野のサイン盗みなどの不正行為は確認できなかったと結論付けた。

 過去の甲子園でもサイン盗みと疑われる行為はあった。その都度、審判が当該選手とベンチへ注意するなど対応はしてきた。今回は審判団が協議した後、二塁塁審から二塁走者に「まぎらわしい行為はしないように」と注意を与えただけで、試合は続行。星稜、習志野両ベンチには説明しなかった。迅速な試合運びは大事だが、わだかまりを残すくらいなら一度試合を止め、双方に具体的な説明をしたほうがよかった。

 今後も疑わしい行為があっても、「注意」以上のことはできないだろう。出場校がフェアプレー精神を忘れず、「マナー」を周知徹底してもらうしかない。日本高野連の竹中雅彦事務局長も「明日から改めて各試合の攻守決定の際、あくまでフェアプレーであることを大会本部から要請します」と言った。全国の野球ファンが見守る甲子園。白熱した試合もサイン疑惑が絡んでは後味が悪くなる。それだけはやめてほしい。(アマ野球担当キャップ・松井 いつき)

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