カズレーザー “少年A”記録廃棄、理由不明に「誰かが廃棄しろって命じないと廃棄されなそうな気が」

[ 2022年10月21日 14:27 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
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 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(38)が21日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。神戸の連続児童殺傷事件をはじめとする重大な少年事件の記録が、各地の家裁で廃棄されていたことに言及した。

 神戸家裁は記録廃棄の経緯に関し「仮に当時の職員に聴取したとしても個人の見解の範囲にとどまると考える」などと調査に否定的な姿勢を示した。愛知県や長崎県で起きた他の複数の重大少年事件でも同様に各地の家裁が保管していた事件記録を廃棄していたことが各家裁への取材で判明した。各家裁は廃棄の理由を「不明」や「調査中」などと説明している。最高裁は調査しない方針で、廃棄の経緯や非公開だった少年審判の検証は困難な見通し。

 MCの谷原章介が「どういうプロセスで廃棄に至ったのか、それが分からないんですよね」と言うと、カズレーザーは「期間が来たから機械的に破棄するというような、ずさんな管理だったから廃棄されたとしたら、同時期に廃棄された記録とか時系列を照らし合わせれば、機械的だったんだっていうのは確認できるし、そうしたら誰の責任かって分かりやすいと思う」と指摘。

 そのうえで「本当に素人の考えなんですけど、こんな大きな事件の記録って、何度もこれまで照会される機会が多かったと思うんですよ。別で管理するのが自然だと思う。多くの中にポンじゃなくて、何度も使う記録だからって別管理されるから、廃棄されるってな時は“これ本当に廃棄していいんですか”って確認するのが当たり前だと思うし、誰かが廃棄しろって命じないと廃棄されなそうな気がするんですよね」と自身の見解を話した。

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2022年10月21日のニュース