コブクロ 曲作りで「ものすごく意識した」アーティストは? 小渕「路上のパイオニアとして」

[ 2022年10月21日 22:54 ]

デュオ「コブクロ」の黒田俊介(左)と小渕健太郎
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 フォークデュオ「コブクロ」の小渕健太郎(45)が、21日放送のTBS系「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ3時間SP」(後7・00)にVTR出演し、大ヒット曲「桜」にまつわるエピソードを語った。

 メンバーの黒田俊介(45)とはデュオ結成前、同じ商店街で別々に路上ライブをする間柄だったという。「黒田が歌って、僕も歌ってて。ある日、黒田から“小渕君はオリジナルの歌、書いたことあるんですか?”って聞かれて。書いたことはなかったんですけど、“いやいや、全然書けますよ”って言ったことで、“じゃあ書いて下さいよ”って作ったのがこの歌だったんで」。小渕にとって、初めて書いたオリジナル曲が、この「桜」だったことを明かした。

 初めて曲を書くに当たり、徹底的に意識したアーティストがいたという。「あるアーティストさんの曲を全部聴いたんですよ。このアーティストさんにないテイストでいかないと、絶対ダメだと思ったアーティストさんが、先輩ですけど『ゆず』さんなんですよ」と告白。「そのどれかをやったら一生、“ゆずさんのあの曲の影響”って(言われると)思って。先を走ってくれていたんで、路上のパイオニアとして。ものすごく意識したんですよね」と驚きの事実を明かした。

 MCの「極楽とんぼ」加藤浩次から「全部消した上でのこれ?」と問われると、小渕は「すき間のすき間に『桜』があった」と答えた。

 この曲をきっかけに、2人はデュオとして路上に立つことに。「僕がギターを弾いて、黒田がドーンと歌って、ちょっとハモったら、人っ子一人いなくなるような商店街のどこからか、100人くらい集まって来たんですね」と、聴衆が自然発生した瞬間を振り返っていた。

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2022年10月21日のニュース