沢村一樹 21年ぶり「世にも奇妙な物語」出演!「結婚して父親になる過程で似たような経験が」

[ 2022年10月21日 06:00 ]

「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」に出演する沢村一樹(C)フジテレビ
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 俳優の沢村一樹(55)が11月12日放送のフジテレビ「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」(後9・00)に出演する。沢村が同ドラマに出演するのは21年ぶり。

 おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。Twitterトレンド1位を取るなどSNSでも好評を博した「世にも奇妙な物語’22 夏の特別編」に続き“奇妙な”オムニバスドラマを4本立てで公開する。

 今回、4つの“奇妙な”エピソードの内「わが様」で、沢村一樹が主演を務めることが決定した。沢村が「世にも奇妙な物語」に出演するのは2001年の「心臓の想い出」以来3回目、21年ぶりとなる。今作で演じるのは、家庭を顧みずに仕事を最優先に働くデザイン会社の社長・友枝秋斗。ある日、母親の訃報を知った秋斗は妻の真美と息子の隼斗と3人で実家に帰省する。実家にある大きな蔵が気になった秋斗は、その蔵に入ってみると、薄暗い一角の畳の上に6歳ぐらいの少年・“わが様”の姿が。幼少期、母に「わが様のほしいものをあげることができれば、願いを叶(かな)えてもらえる」という言葉を思い出した秋斗は子供が好きそうなものを次々と差し出していく。

 沢村は「作品のテイストとして、怖いというよりは奇妙な感じがすごく強くあったので、ぜひやってみたいと思いました。また、今作は親子の話になるので、若い時とは違う芝居ができるなと思いました」とコメント。「最初はなんとなくつかみどころのない不思議な話だなと思いましたが、何回も読んでいくうちに、僕自身、結婚して父親になってという過程の中で似たような経験があり、秋斗の気持ちがわかる瞬間がすごくあって自然と感情移入ができました」と手応えを語った。

 さらに「僕が演じさせていただいていた時の『世にも奇妙な物語』は怖いものが多かったのですが、最近はハートに刺さる感情に訴えかける作品が多いので、家族で見て“有りか無しか”議論しながら、みんなで楽しんでいただければと思います。見どころはラストシーンです!ラストが決まればこの作品は全部成功したと思っています。それぞれの立場で、それぞれの人たちが答えを見つける作品になっています。ぜひ、自分に当てはめて見ていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

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