橋下徹氏 10万円の出産クーポンに「日本の政治はせこい!」他国と比較し増額すべきと提案

[ 2022年10月21日 17:49 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が21日、読売テレビ「朝生ワイドす・またん!」(月~金曜、前5・08)に出演。妊娠した女性に出産準備金としてクーポンを配布する事業について言及した。

 政府は出産に伴う経済的な負担を減らすため、妊娠した女性への「出産準備金」として、ベビー用品や育児サービスに使えるクーポンを来春にも配布する方針で、子供1人当たり10万円を想定している。

 橋下氏はこの事業について「とにかく日本の政治はせこい!10万ぐらいで何やってんだと」とバッサリ。「子供産んだらハンガリーだと、3人目ぐらいになると年収分ぐらいが全部給付金で出るんですよ。400万とか500万とか」と他国に比べ、金額が少なすぎると指摘した。

 ハンガリーに関しては「移民政策を取らない自国民だけを増やしていくってちょっと思想的には問題もあるんだけど、とにかくお金を用意して自国民にどんどん出産を促している」と紹介。「出産を促していくのもあまりよくないですよ。産む産まないの自由があるから」とした上で「400万、500万、1000万単位ぐらいの、子供を1人、2人、3人と産んだら、それぐらいの給付金を出すぐらいの政治をやらないと」とした。

 だからこそ、改めて今回のクーポン配布事業に関して「10万なんかせこすぎる」と少額と指摘。「フランスも何百万単位(で給付している)」と他国のように子供を産んだ際の手当をもっと増やすべきと提案した。

 そして、最後には自身が7人の子を持つ父親なだけに「うちの家族のために言ってるわけじゃないですよ」と笑っていた。

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2022年10月21日のニュース