TRF・SAM 医者のいとこと高齢者向けのダンス考案「飽きずに楽しくできるっていうのを考えながら」

[ 2022年10月21日 16:06 ]

TRFのSAM
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 ダンス&ボーカルグループ「TRF」が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。ダンサーのSAM(60)は自身が考案したという高齢者向けのダンスについて語った。

 来年デビュー30年を迎えるTRF。司会の黒柳徹子が「SAMさんはお医者さんの息子さんで、大学の通信で加齢学っていうものを勉強なさったんですってね」と話を振ると、SAMは「ジェロントロジーって言うんですけど、いわゆる老化していくことを科学的に捉えた学問で、老化することによって、例えば経験値とか、ポジティブな面もあるよっていうことを勉強していく学問ですね」と説明。「南カルフォルニア大学って言うところでそれが盛んなので、それで60講義勉強して、その大学から修士課程を頂いたって形ですね」と続けた。

 黒柳はまた「医者のいとこと一緒に高齢者向けのダンスを考案して、病院でそれを教えたりなさったりしたんですって」と紹介、「みなちゃんと踊れましたか」と質問した。SAMは70歳以上のダンスをしたことのない人たちの前でだったため、最初は参加者が硬くなっていたとしながらも、「でそこから“ダンスやりますけど、本当に皆さん向けのダンスなので、ソフトで難しくないことやりますよ”って説明して、まあいとこの医者と組んだので、全部が終わった時に、心拍数とかそういうものに問題がないかっていうデータも取りながらやったので」と振り返った。

 メンバーのETSUとCHIHARUも参加していたとし、CHIHARUは「皆さん本当にお元気で。“ちょっと休憩しましょうか?”って言っても全然休憩しないんですよ。立っておしゃべりして。1曲終わると、コロナの前だったので、ハイタッチしに来るんですね。“イエーイ!”って。物凄くお元気なんですよ。楽しいみたいですね。ダンスをするって言うのが」と様子を明かした。

 SAMは黒柳にも座ってできるウオーミングアップのダンスを伝授。「これはちょっとウオーミングアップなんですけど、これを一番最初に座った状態でいろいろ体をほぐして、それから立った状態で振り付けを覚えていくんですね。最終的にはTRFの曲でテンポを凄く落として、大体ほとんど1曲、4分半ぐらい。またダンスの場合って振り付けも覚えるので、振り付けを覚えて体のあらゆる部分を使って踊って、なおかつ曲に合わせますよね。この3つがそろっているのが脳にも体にも心にもいいって言われてるんです」と解説した。

 番組では高齢者向けのダンスのDVDも紹介。かつてのヒット曲「ギャランドゥ」と「お嫁サンバ」に合わせて踊るものが披露され、SAMは「これは特に、今『ギャランドゥ』と『お嫁サンバ』だったんですけど、本当に昔懐かしい曲で踊っていただくことによって頭の中で昔を思い出しながら、懐かしい気持ちにひたりながらしかも軽く口ずさめるっていう。飽きずにできるっていうのが凄く大事だと思うので、飽きずに楽しくできるっていうのを考えながら作ってます」と強調した。

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2022年10月21日のニュース