鈴木エイト氏 旧統一教会の6度目の記者会見の印象「相当焦ってる。余計に教団のぼろが出て来ている」

[ 2022年10月21日 09:58 ]

東京・六本木のテレビ朝日
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について20年以上、取材を続けているジャーナリスト・鈴木エイト氏が21日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の勅使河原秀行教会改革推進本部長が20日、都内で6度目の記者会見をしたことに言及した。

 勅使河原氏は会見で、岸田文雄首相が宗教法人への解散命令請求が認められる要件に、民法上の不法行為も含まれるとの認識を示したことに「あくまでも私たちは日本国民なので、国が決めたことには従っていかざるを得ない」と話した。元2世信者らがしようとした記者会見を教団側がやめるよう求めて問題視されたことにも言及。元妻が信者の橋田達夫さん(64)=高知県=が、メディアに出ないよう要求されたと訴えていることに「会って話を聞きたかった。言論を封殺するような圧力をかけたというのは違う」と釈明した。会見では組織改革の一環として、全国68人の「教区長」の3分の1程度に当たる20人を2世に切り替えると発表し、壇上に呼び込んだ。宗教2世の悩みに対応できる体制を取る目的としている。

 羽鳥慎一アナウンサーが「解散命令請求の動きがある中で教団が焦ってるってことはあるんでしょうか?」と聞くと、鈴木氏は「相当焦ってると思いますね。なのでいろいろ性急な動きが出ていて、余計に教団のぼろが出て来ているという状況ですよね」と自身の印象を述べた。

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2022年10月21日のニュース