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8番降格のオリ・杉本 お目覚め24打席ぶり安打 中嶋監督の「おまえには期待してない」で気が楽に

[ 2022年4月17日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3-0西武 ( 2022年4月16日    京セラD )

<オ・西>杉本(中央)に肩を組まれ笑顔の福田(左)と山岡 (撮影・奥 調)
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 全然、カッコ良くは無かった。ボッテボテのゴロが三遊間を抜けていく。0―0の5回無死一、三塁でオリックス・杉本が先制、そして決勝の左前打。それでもうれしかったしホッとした。

 「形は悪いですけど、ガムシャラさを出していった。打順は8番でしたがいつもどおり、打ちたいと思いながら。山足や駿太(後藤)とか、西野さんも打った後に恥ずかしいくらいに褒めてくれて、みんな優しいなと思いました」

 低めボールゾーンのスプリット2球を連続で空振り。3球目のチェンジアップもボール球だったかもしれないが、思い切り手を伸ばしてバットの先で引っかけた。まさに食らいついた一打だった。

 5日のソフトバンク戦の3打席目に本塁打を放って以来、24打席ぶりの安打。20年9月10日の西武戦以来となる2年ぶり7度目の打順8番でのスタメンだった。その間、チームメートから気をつかわれているのが、ものすごく伝わってきた。

 「だから暗くならないようにとだけ考えていました。中嶋監督にも冗談っぽく“もうおまえには期待していないから”って…。うれしいと言ったらおかしいですけど、ちょっと気が楽になりました。そのうち打てるんじゃないかなって」

 10日のロッテ戦で佐々木朗に食らった完全試合の屈辱もこれで払拭(ふっしょく)できたかもしれない。宗や若月ら、まだ復帰していない選手もいるが、コロナショックからも立ち直った。そんな杉本の“一掃”の一打だった。(畑野 理之)

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