大谷翔平 「ギリギリでしたが、入ってよかった」2試合連発3号2ラン、今季初三盗&マルチも記録

[ 2022年4月17日 12:28 ]

ア・リーグ   エンゼルス7ー2レンジャーズ ( 2022年4月16日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>8回、2戦連発となる3号2ランを放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は16日(日本時間17日)、敵地グローブライフフィールドでのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2試合連続本塁打となる3号2ランを放つなど5打数2安打3打点と活躍。チームは7―2で勝ち、連勝で今季初の貯金1とした。

 8回2死二塁の第5打席で右腕ホランドの初球、低めのスライダーを完ぺきに捉えた。高々と舞い上がった打球は右中間フェンスを越える3号2ランだ。打球速度は108マイル(約173・8キロ)、打球飛距離は384フィート(約117メートル)、打球角度は24度だった。前日15日(同16日)の同カードでも2本塁打しており、2試合連続本塁打となった。大谷の2試合連発は、7月27、28日(同28、29日)のロッキーズ戦以来で通算13度目となった。今季初の2試合連続マルチ安打も記録した。

 試合後、大谷は「ギリギリでしたが入ってくれて良かったです。(この2試合の修正点は)もともとそこまで悪くはありませんでした。(7回の三盗など走塁面は)チームとしてきっちり1点を取るという意識があるので良い結果につながっていると思います」と話した。

 先発左腕ハーンと対戦した初回無死の第1打席は見逃し三振だったが、3回無死一、三塁の第2打席はニゴロで、3走・ベラスケスが先制の生還を果たした。4回2死一塁の第3打席は左腕マーティンと対戦して一ゴロ失。7回無死の第4打席では、20年にソフトバンクでプレーし、この日に3Aラウンドロックから昇格したばかりの左腕ムーアから“大谷シフト”を逆手に取る遊撃内野安打。10日(同)のアストロズ戦から続く連続試合安打を「6」に伸ばした。さらに相手暴投で二進後、今季初の三盗に成功。スタッシの三ゴロの間に貴重な追加点となる生還も果たしていた。

 試合前には、ジョー・マドン監督が大谷の次回登板日は20日(同21日)の敵地ヒューストンでのアストロズ戦だと公表した。7日の開幕・アストロズ戦では4回2/3を投げ4安打1失点、9奪三振と好投も黒星。中6日を空けて14日のレンジャーズ戦では3回2/3を投げ6安打6失点で2敗目を喫した。14日は当初の予定より早い70球での降板となっただけに、指揮官は「球数はもう少し増えることになるだろう」と説明。投打同時出場する予定だという。

 大谷は前日のレンジャーズ戦は、第1打席に今季初本塁打となる右中間ソロ、第3打席に右越え2ランを放つなど5打数2安打3打点。この試合までの打席成績は8試合で34打数7安打で打率・206、3打点、2本塁打、1盗塁となっていた。

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