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阪神・近本 大山のタイムリー演出 3番では今季初の2安打で再び上昇気流だ

[ 2022年4月17日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2022年4月16日    甲子園 )

<神・巨> 7回無死、近本は右前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神の3番・近本が、“タイムリー欠乏症”に一息つける流れをつくった。1点リードの4回だ。先頭で、先発・シューメーカーの143キロをとらえ、中越え二塁打。この一打が呼び水となって、4番の大山にチーム64イニングぶりの適時打となる左越え二塁打が生まれた。

 6回も先頭で右前打を放ち出塁。大山の4球目を捕手の大城がはじいた隙を見逃さず、二塁へ進んだ。この回は得点こそ生まれなかったものの、打って走って好機を演出した。指定席の1番を離れ、これで3試合連続で3番での出場。新しい打順で初の複数安打を放ち、存在感を見せた。

 例年、シーズン序盤は成績が上がらないスロースターターが、今季は前日に途切れるまで14試合連続安打をマークするなど、順調に安打を重ねている。

 19試合終了時点で、昨季は79打数17安打で打率・215だったのに対し、今季は76打数22安打で同・289。四球は昨年の4倍以上となる、9個も選んでいる。ボールが見えている証拠だ。

 好スタートを切ったが、これまでに「数字は気にしていない。シーズンに入らないと分からないことが、いっぱいあると感じている」と語っているように、まだ手探り段階だ。裏返せば、試行錯誤をしながら結果が出ているのは明るい兆候といえる。リーグ最多をマークした昨季の178安打を超えるシーズン200安打にも期待がかかる。近本の安打数の増加に比例し、チームの白星も増えるはずだ。(倉世古 洋平)

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