福岡大・竹下 満塁弾&6打点の大暴れ 大学初アーチにベンチ前でもみくちゃ「何とかしてやろうと」

[ 2022年4月17日 05:30 ]

九州六大学野球   福岡大16-5久留米大 ( 2022年4月16日 )

<福岡大・久留米大>6回に逆転満塁弾を放った竹下は祝福される
Photo By スポニチ

 3試合が行われ、福岡大は久留米大に16―5で勝利した。8番の竹下慶内野手(2年)が6回に右越えに逆転の満塁弾を放つなど6打点の大活躍。7回には打者14人で一挙10点を奪った。西南大は14―2で九大に大勝し今季初勝利を挙げた。北九大は九国大に勝ち3連勝で単独首位に立った。

 ベンチ前で福岡大の竹下はもみくちゃになって祝福された。3点を追う6回。無死満塁から連続三振で2死になった場面で左打席に立つと、初球のスライダーを振り抜き右越えに満塁弾を放った。大学初アーチに「何とかしてやろうと思った。ああいう結果が出て最高です」と声を弾ませた。

 2回には左適時二塁打。満塁弾直後の7回には冷静に押し出し四球を選ぶと、打線はこの回だけで一挙10点を入れる大爆発。8番打者で6打点の活躍に「下位打線にも怖いバッターがいるところを見せられた」と胸を張った。

 高校時代に明徳義塾の名将、馬淵監督の下で培ってきた「守備から攻撃」を実践する活躍だった。チームは2勝1敗で白星を先行させた。2季ぶりの優勝に向け「チームのために打てるようにしたい」と意気込んだ。(杉浦 友樹)

続きを表示

野球の2022年4月17日のニュース