広島 やったぜ!トンネル脱出 初回、菊池涼の先頭打者弾で無得点イニング「31」でストップ

[ 2021年4月16日 18:06 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2021年4月16日    バンテリンD )

<中・広>初回無死、菊池涼は左越え先頭打者ホームランを放ち、広瀬コーチ(左)とグータッチで生還する(撮影・椎名 航)
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 広島の菊池涼介内野手(31)が、16日の中日戦で先頭打者弾を放った。

 初回、中日先発の松葉から、1ストライクからの2球目だ。甘く入った変化球を左翼席へ運ぶ5号ソロ。これが自身通算100号というメモリアル弾で、今季2本目の先頭打者弾ともなり、試合の口火を切り、「打ったのはスライダー。良い先制点になってよかったです」と喜んだ。

 チームは前日15日まで3試合連続零敗。6年ぶりの屈辱を喫し、佐々岡監督も「ヒットがなかなか出ないから、策もとれない」と首をひねるしかなかった。連続イニング無得点も31にまで延びていた苦境。この日のスタメンには中村奨成捕手を「2番・左翼」で起用するなど、トンネル脱出に向けて作戦を練っていたが、菊池涼の一撃で、いきなり暗いムードを吹き飛ばす最高の出だしとなった。

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