ソフトB・栗原が4番V撃!小久保ヘッドの金言胸に「楽な気持ちで」工藤政権初のパ10勝一番乗り貢献

[ 2021年4月16日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4ー3オリックス ( 2021年4月15日    ペイペイD )

<ソ・オ>5回、適時二塁打を放つ栗原(撮影・中村達也)
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 ソフトバンクの栗原陵矢捕手(24)が、オリックス戦で逆転の決勝適時二塁打を放った。前日14日からの4番起用に応え、打点は15に伸びてリーグトップタイ。チームは3カード連続の勝ち越し。パ・リーグで2014年以来、7年ぶりの10勝一番乗りで工藤政権では初。単独では19年ぶりだ。首位を奪回した鷹は、敵地で2位西武との3連戦に臨む。

 2試合連続で4番に座った栗原が主砲の責任を見事に果たした。0―3の5回。周東の左前適時打などで1点差とし、なお2死二、三塁のチャンス。栗原が相手先発・増井のフォークを捉えた打球は左中間を破り、逆転の2点適時二塁打となった。

 「先輩たちがつないでくれたチャンス。何とかその勢いに乗りたかった。とにかくランナーを還そうと打席に入った結果、逆転となる一打となってよかった。打点は大事にしていきたい」

 前日14日から打撃が不調の今宮を9番に下げた新打線で、グラシアルから今季初めて4番の座を奪ったのは、好調の栗原だった。前日は犠飛で打点を挙げ、主砲2試合目。初回に内野安打を放って勢いに乗った。「昨日、小久保ヘッドから“ただの4番目だから変なプレッシャーを感じるな”と言われ、楽な気持ちで打席に入れた」とお立ち台で笑顔を見せた。

 思えばオープン戦の栗原はどん底にいた。全14試合に出場するも打率・186と絶不調だった。早出特打、試合後は球場に残り、一人で素振りをするなど必死にもがいていた。工藤監督はオープン戦中の3月上旬に言葉をかけた。「去年の今頃はどう考えてやっていた?と聞いたら“しっかり芯で捉えられるようにと思ってやってました”と言っていたので、そういう考え方を持つのも一つだよ、と。別に焦らないと残れない選手じゃないんだから」。悩める栗原にヒントを与えた。

 その期待に応え、開幕7番で出場すると好調をキープして4番になった。ここまで打率・306、リーグトップタイの15打点と勝負強さが光る。試合後、指揮官は「よく打ってくれた。オープン戦の時はかなり心配した。3割も超えて核としてよく頑張ってくれている」と称えた。

 チームは新主砲のもとで2連勝。守護神・森が試合前に左肘の腫れで離脱したが、打線とリリーフ陣がカバーし1点差で勝利。前カード負け越したオリックスに、きっちりやり返した。3カード連続の勝ち越しで首位を奪回。その中心に若き4番がいる。

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