阪神・秋山 鯉料理は大好物 フォーク見逃されても「駆け引き」で完勝 木曜日にエース級が虎の強み

[ 2021年4月16日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-0広島 ( 2021年4月15日    甲子園 )

<神・広>キー太とグータッチする秋山(撮影・平嶋 理子)
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 先発陣がつないできたバトンを落とす阪神・秋山ではなかった。7回3安打無失点の力投で、西勇が快投した前夜に続く零封勝ちに貢献。昨季4勝無敗と得意の広島から、今季も2戦2勝で連勝を「6」に伸ばした。

 「今日はフォークを振らないなというのがあったんで、投げ続けて辛抱するかどうかの駆け引きとか。際どいところがボールというのが多かったんで、苦しいところはありましたけど、粘ることができて良かった」

 鯉打線も、やられっぱなしで手を打ってこないはずがない。この日は立ち上がりから際どいフォークを見逃され、3、5回は珍しく先頭打者を歩かせた。それでも、4回以降は今季あまり使っていないカーブを多投。逆に相手を錯乱させ、5回無死一、二塁の最大のピンチで安部を見逃し三振に仕留めるなど駆け引きでも上回った。

 「前の2試合、カーブが使えていなかったんで、カーブを多く使えれば後から生きるかなと。こっちの選択肢も、相手が考える選択肢も増えると思っていたんで。そういうのも効いているかなと」

 今季の先発陣は6人全員が好調。「みんなふがいない投球はできないという気持ちは持っていると思う」と刺激を受ける。その中でも後輩への気配りも忘れない。7日の巨人戦でプロ初勝利を挙げたドラフト2位・伊藤将には限定品のスニーカーをプレゼント。年齢的にも実績的にも投手陣の柱の1人としての自覚は十分だ。

 「アキらしく粘って、丁寧に丁寧に投げてくれた」とねぎらった矢野監督。他球団がうらやむ“エース級”が何人もいるのが今季の猛虎の最大の強みだ。(山添 晴治)

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