楽天・由規 支配下選手に「1軍で結果を残すことが一番の恩返し」背番号は「63」

[ 2019年7月28日 15:40 ]

楽天の由規
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 楽天が28日、育成契約の由規投手(29)を支配下選手として登録することを発表した。背番号は「123」から「63」へ変更する。

 石井一久GMは「もう一度野球選手として輝かせてやりたいという思いで見てきた」と、期待を明かした。由規は仙台育英高から07年高校生ドラフト1位でヤクルトに入団。10年には最速161キロを記録するなど、自己最多12勝を挙げた。一方で、右肩の故障に悩まされ、育成契約も経験し、昨年限りで戦力外となった。その後、地元・仙台が本拠地の楽天と育成契約。今季はイースタン・リーグで7試合に登板し、1勝0敗1セーブ、12イニングで14奪三振、自責点0の防御率0・00と復調の兆しを見せている。

 今回の支配下登録には由規本人の意向が強かったという。球団は1年間じっくり調整し、来年の支配下の方向で考えていたが、由規の「ここをターゲットにやってきた」という強い意志を尊重し、今回の契約に到った。

 由規は球団を通して「支配下に上がれるかわからない状況で緊張していましたが、ホッとしたというのが今の率直な気持ちです。怪我をしている中、楽天イーグルスには獲っていただいたので、1軍で結果を残すことが、一番の恩返しだと思っています。上がったからには1軍の試合に出て結果を残せるよう、一生懸命頑張ります」とコメントした。

 また、楽天は同じ育成選手で、BCリーグ・石川から加入した寺岡寛治投手(26)とも支配下選手登録を行うと発表した。寺岡の背番号は「056」から「68」へ変更となる。

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2019年7月28日のニュース