【高知】明徳義塾 高知の森木攻略!馬淵監督狙い通りの展開で2年ぶり夏の甲子園

[ 2019年7月28日 15:25 ]

第101回全国高校野球選手権高知大会決勝   明徳義塾4―1高知 ( 2019年7月28日    春野 )

<高知・明徳義塾>優勝し歓喜の輪を作る明徳義塾ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 明徳義塾が、高知のスーパー1年生右腕・森木大智を攻略し2年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。

 甲子園大会通算50勝を誇る馬淵史郎監督(63)の狙い通りの展開だった。中学時代に軟式球で150キロを計測し注目を集める右腕に対し「四国No.1の右投手」と認めた一方で「昨日(27日の準決勝・高知商戦で救援し4回1安打無失点)が最高の投球。3年生でも難しいのに1年生が2試合続けるのは難しい」と独特の言い回しで試合前から“攻略可能”を示唆していた。

 もちろん、森木対策も万全だった。今年1月からウエート器具などを新調し通年でウエートトレーニングを実施するようにした。体幹を含めた体の強化にスイングスピードのアップ。練習でも「150キロを打つ練習を数カ月前からやっている」(馬淵監督)。加えて、今夏の大会では「本塁打を打って、その後、調子を崩す選手を多くみてきたんでね。振り回すなと指示してきた」。今夏はもちろん、今後3年間のライバルになるであろう逸材攻略に可能なことはすべてやってきた。

 森木は今夏の大会で高校入学後最速となる148キロを何度も計測したが「うちの(スピード)ガンでは142、3キロしか出ていない。(春野)球場のはちょっと速い。うちも142、3キロやったら打てる」と話していた。

 相手先発の安岡から初回に1点を先制してプレッシャーをかけると3回に登板した森木にすぐさま襲いかかった。先頭の古沢がスライダーを三塁強襲安打して出塁し犠打と四球で1死一、二塁。4番安田陸は145キロ速球を左前適時打し、今夏10イニング無失点だった森木から、あっさりと得点を奪った。さらに四球で満塁と小泉航大が144キロを簡単にスクイズを決め、この回2点を奪った。5回には2死二塁から奥野翔琉(かける)が143キロを中前に弾き返し1点を追加した。

 7イニングで7四死球を奪うなど選球眼も光った。甲子園の強豪校が、令和の怪物候補に意地を示した一戦だった。

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