日本ハム0.5差!清宮同期・北浦が今季初登板でプロ初勝利「正直怖かった」

[ 2019年7月28日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム10-6西武 ( 2019年7月27日    メットライフD )

栗山監督(左)と笑顔で握手するプロ初勝利の北浦(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハムは27日の西武戦で0―4から逆転勝ちを収めて4連勝。2番手で3回途中から登板した2年目の北浦竜次投手(19)が今季初登板で1回2/3を1失点で5回の逆転劇を呼んで初勝利を手にした。ラッキーボーイも出現で、後半戦開始時に最大7ゲームあった首位ソフトバンクとのゲーム差は0・5ゲームに。28日にも6月14日以来の首位に立つ。

 ウイニングボールを手に、栗山監督と記念撮影すると、無数のフラッシュに照らされた。清宮と同期のプロ2年目。念願の初勝利を挙げた北浦の笑顔がはじけた。

 「(相手打線は)正直怖かった。でも、自分の持ち味の直球を自信を持って投げられた。ウイニングボールは大切にしたい」
 今季初登板で、プロ通算でも2度目のマウンドも攻めた。00年生まれのミレニアム世代の左腕は最速152キロを誇る直球を武器に、腕を振った。

 0―4の4回2死一塁で本塁打リーグトップの山川を迎えた。カウント1―2から8球目の直球で投ゴロ。この打席はうち6球が直球だった。テンポよい投球で5回の逆転劇を演出。直後の5回にソロを浴びて1回2/3を1失点も、強打の西武打線を相手に全36球中、72%の26球が直球だった。2000年生まれ以降では、同僚の吉田輝(01年生まれ)に続くプロ野球2人目の白星に「とてもうれしい」と声を弾ませた。

 ソフトボールの埼玉県代表として国体出場経験のある母・里美さんからのひと言が転機だった。野球を始めたのが小2。本人は右投げでスタートしたが、母から「左投げの方が球質がいいから、左にしなよ」と言われて左投げを始めた。一つのことに取り組み始めると集中するタイプで、左投げを極めてプロ入り。北浦も「母が左投げにしてくれたおかげでこのプロの世界にいられる」と感謝する。

 28日の結果次第では、44日ぶりの首位に浮上する。「ここからは負けられない戦いが続く。これを積み重ねたい」と北浦。栗山監督も「(球は)ばらけてたけど、若者らしく必死にやることが大事」と期待を寄せた。16年には最大11・5ゲーム差を逆転してリーグ優勝を果たした。新戦力の台頭はチームを勢いに乗せる。(東尾 洋樹)

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