DeNA7連勝 横浜高トリオで松坂先輩粉砕!乙坂、筒香、石川適時打で初回8得点

[ 2019年7月28日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA12-3中日 ( 2019年7月27日    ナゴヤD )

7連勝を飾り、マウンドでハイタッチするDeNAナイン(撮影・椎名 航)
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 DeNAは27日の中日戦で、先発全員安打&全員得点となる15安打12得点で大勝し、引き分けを挟んで7連勝を飾った。初回に乙坂智外野手(25)、筒香嘉智外野手(27)、石川雄洋内野手(33)の横浜高出身トリオが、同校の先輩である中日の松坂からいずれも適時打を放つなどKO。昨季は2戦2敗と苦しめられた平成の怪物撃ちで、この日敗れた首位・巨人とのゲーム差を3・5差とした。

 電光石火の攻撃で松坂を打ち崩した。その中心を担ったのは、横浜高の後輩たちだ。4試合ぶりに先発起用された横浜高11年度卒の先頭、乙坂が初球を中前へ運ぶと、09年度卒の筒香が1ボールからの2球目にバットを合わせ、打球が左中間を破る間に、乙坂は一気に本塁を陥れた。「乙坂が塁に出て、今日もいくぞという号砲になった」とラミレス監督。わずか3球での先制劇だった。
 ロペス、大和、石田も適時打を放ち、なおも1死満塁。04年度卒・9番の石川は2ストライクと追い込まれながら右前適時打。再び打席が巡った乙坂が左前適時打を放ち、平成の怪物をKOした。

 「リベンジ」。99年、西武1年目の松坂が発して流行語となった言葉だ。くしくもこの日の試合前、指揮官が口にした。昨年は右腕に2戦2敗。同8月16日にはOB4人を並べたが振るわなかった。「昨年はうまくいかなかったが、もう一回やる。リベンジします」と乙坂、筒香、石川と現在1軍の横浜高出身者を全員起用した。

 裏付けもあった。松坂は今季1試合5イニングしか投げていなかったが、右打者の被打率は・000、左打者は・364。いずれも左打者の後輩トリオは初回、全員快音を響かせ3人で4打数4安打3打点。指揮官は「本当に素晴らしい攻撃。石川に安打が出て、今日、横浜高出身者を並べたラインアップのミッションが完璧になった」と表情を緩めた。

 6月11日ロッテ戦では涌井に対して同戦法で挑んで勝利。横浜高の歴史に名を刻む投手を、またしても撃破した。98年の春夏連覇を果たした松坂について、乙坂が「小さい頃から見ていた選手なので存在は大きい」と言えば、石川も「常に憧れがあった」と話す。先発全員安打に全員得点での7連勝に、主将の筒香は「試合に出ている人も出ていない人も一つになって勝てた」と胸を張った。

 16日に最大10・5ゲームあった首位・巨人とのゲーム差は11日間で3・5差。その視界の先に巨人の背中を完全に捉えた。(町田 利衣)

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