張本勲氏、大船渡・佐々木の“登板回避”に「最近のスポーツ界で一番残念だった」

[ 2019年7月28日 08:56 ]

張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(79)が28日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。高校史上最速163キロ右腕として全国の注目を集めた大船渡・佐々木朗希投手(3年)が、25日の岩手大会決勝で出場を回避したことに言及した。

 張本氏は同番組のスポーツコーナーに出演。「最近のスポーツ界で一番残念だった」と指摘。「32歳の監督でね、若いから非常に苦労したと思いますがね、絶対に投げさすべきなんですよ」と言い、理由については「前の日に129球投げてますがね、予選(岩手大会)で4試合しか投げていないんですよ。合計450球くらいしか投げてないのよ。昨年、吉田輝星が800球くらい投げてるんですよ、ずっと一人で。これくらいの選手でね、ものすごい素質があります。ダメになった選手はいくらでもいるんだから。監督と佐々木君のチームじゃないから。ナインはどうしますの、一緒に戦っているナインは。1年生から3年生まで必死に練習して、やっぱり甲子園は夢なんですよ。言いたいのは、先発させてナインに早く点取ってやれと、3点でも5点でも。そうしたら代えてやることができるんだからと、言うこともできるからね」と説明。さらに「これは、私は先発外したのは間違いだと思います。ケガを怖がるんならスポーツやめた方がいい。みんなスポーツ選手は宿命なんですから」と持論を展開した。国保陽平監督(32)については「彼は米国の独立リーグにいたんです、だから米国流に考えているですよ。米国は消耗品だと思っているから」と話した。

 また、元ヤクルト監督の真中満氏(48)も「僕が監督でも投げさせたかったですね、ここは」と張本氏に賛同した。

 佐々木は24日の準決勝で「4番・投手」で先発出場し、129球を投げて完封。しかし翌日の決勝は出場せず、大敗を喫した。国保監督は登板回避の理由を「投げられる状態であったかもしれないが、私が判断した。理由としては故障を防ぐこと」と説明。佐々木は投げられる状態だったとしつつ「監督の判断なのでしょうがないです」と話した。

 同校には敗戦当日から翌26日までの2日間で、200件を超える意見が寄せられ「99%は苦情」(千葉貢副校長)。なかには「電話じゃ埒(らち)があかない。今から学校に行くから」と押しかける予告もあり、学校側は大船渡警察署に周辺パトロールの強化を要請する事態となった。

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