阪神・球児 2死満塁しのいだ2戦連続セーブ 松坂奮闘に刺激「自分も頑張ろうと」

[ 2019年7月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2巨人 ( 2019年7月27日    東京D )

8番手で登板した藤川(撮影・坂田 高浩)
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 4時間37分の総力戦を締めくくった藤川は一つ大きく息を吐いた。勝ち越しに成功した直後の延長11回。重い空気の中、2死満塁まで追い込まれながら最後は宝刀フォークで田中俊を捕邪飛に仕留めた。新戦力の高野や飯田ら8人でつないだバトン。2試合連続セーブは11年10月9、10日以来実に8年ぶりで、日米通算229セーブへ積み上げた。

 「重いゲームだったし、あっさりとはいかないなと思っていました。自分の中で少し疲れていて(状態が)落ちているんですよね。そういう時ですから、ご容赦ください」

 2死一塁から代打・阿部に右前打を浴び、続く岡本には四球を与えた。一発のある打者がそろう打線だからこそ、神経はすり減る。すべての塁を埋められたが、本塁だけは死守した。「どんな形でランナーを埋めても、1点をやらなかったらいいんだという気持ちで行ってくれている。ゼロで帰ってきてくれた。申し分ないです」。矢野監督は胸中を察しながら力投を称えた。

 同じ日に中日・松坂がDeNA戦で先発し、0回1/3を8失点の内容だった。精彩は欠いても同世代が奮闘する姿は大きな励みだ。「彼は不死鳥。不屈の闘志でやっているから。頑張っているんで自分も頑張ろうと」。虎のブルペンを預かる39歳の守護神は屈託なく笑った。(吉仲 博幸)

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