阪神・福留、16日にも2軍で実戦復帰へ 調整順調フリーで柵越え2発

[ 2019年7月13日 05:30 ]

キャッチボールをして汗を流す阪神・福留
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 左ふくらはぎの張りで2軍調整中の阪神・福留孝介外野手(42)が12日、鳴尾浜球場で屋外フリー打撃を再開した。36スイングで柵越えは2本。早ければ16日のウエスタン・リーグ、広島戦(甲子園)で実戦復帰する見込みとなった。1軍昇格も近づき、後半戦の起爆剤としての期待が高まる。

 力強いライナーが鳴尾浜球場右翼後方の防球ネットに突き刺さった。久々に屋外で快音を響かせた福留。36スイングのラストは狙いすましたように“柵越え締め”してみせた。

 報道陣の問いかけには会釈で応じたのみ。ただ、順調な回復ぶりは練習中に終始見せていた明るい表情が証明していた。6月22日に出場選手登録を外れて以降、初のフリー打撃で打撃マシン、打撃投手のそれぞれから18スイング。中堅方向中心に状態を確かめながらバットを振り“右越え本塁打”も2本放った。

 打撃練習後はバットをグラブに持ち替え、すぐに左翼のポジションへ。他選手の打球を追い、遊撃後方への飛球にチャージする場面もあった。5月末の右ふくらはぎに続き、左ふくらはぎにも張りを訴えて抹消となった不安を全く感じさせない姿に目を丸くしたのが平田2軍監督だ。

 「順調やな。“誰や、あのレフトを守っているのは?”と思ったら福留で、ヒヤヒヤしたよ。焦らせることだけはできないからね」

 リハビリ段階ですべきことは終了。実戦に出場できる態勢は整った。ウエスタン・リーグは週明け15日の倉敷での広島戦から再開となるが、地方球場ということもあり、福留は帯同させない方向。ただ、翌16日からの甲子園での同カードには状態次第で出場する可能性が高い。2軍指揮官は「倉敷には無理させるつもりはない。(甲子園は)順調に行って、天気にもよるけどね。その辺は未定です」と見通しを明かした。

 福留の登録抹消以降、チームは5勝8敗。零敗が3度と得点力不足が顕著だ。いるだけでも打線の迫力が違う百戦錬磨の復帰が、後半戦のカギを握ることは確実。虎党に朗報が届くまで、もう少しの辛抱だ。(山添 晴治)

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