高卒4年目の阪神・望月、21日甲子園でプロ初先発へ「しっかりできたらなと思います」

[ 2019年7月13日 06:30 ]

キャッチボールで調整する望月(撮影・成瀬 徹)
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 阪神の望月惇志投手(21)が21日のヤクルト戦(甲子園)でプロ初先発する見通しだ。12日から甲子園での1軍全体練習に合流。矢野監督が期待を寄せる高卒4年目の大器が後半戦巻き返しの起爆剤になる。

 「上で先発する意味でもメンタル的な準備もそうですし、体の準備も初めてなので、しっかりできたらなと思います」

 今季は4月4日の巨人戦に登板しただけで2番手で3回3失点。翌5日に出場選手登録を抹消された。ファームでは変化球の精度を高めフォームの修正など全体的なレベルアップに時間を費やしてきた。ウエスタン・リーグでは14試合登板で5勝4敗、防御率2・43。通算40試合目の初先発で待望のプロ初勝利を狙う。

 11日に出場選手登録を外れたメッセンジャーの代役として期待される。矢野監督は「ずっと期待の高い投手なんで。ランディに帰ってくる場所を与えないくらいのことができれば、チームとしてマイナスの方向には行かない」と快投を望んだ。(吉仲 博幸)

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2019年7月13日のニュース