【西東京】聖徳学園が大勝 悪性リンパ腫から復帰の三宅が躍動

[ 2019年7月13日 15:14 ]

第101回全国高校野球選手権西東京大会2回戦   聖徳学園12―2玉川学園 ( 2019年7月13日    市営立川 )

2回に右前打を放つ、聖徳学園の三宅
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 聖徳学園が6回コールドで大勝した。

 左胸縦隔の悪性リンパ腫から復帰した三宅郁哉外野手(3年)が躍動した。同点の2回無死一塁から外角の直球を強振し右前打。その後、盗塁も決めて無死二、三塁と好機を演出すると、チームは続く小町一楓内野手(3年)の三ゴロの間に勝ち越した。三宅は、「最後の大会で活躍したい思いだった。こうしてグラウンドに戻って来れて、勝てたことがうれしい」と言った。

 同校に入学した17年の健康診断で異常が見つかった。大学病院で精密検査を受けた結果、告げられたのが「悪性リンパ腫」。「医師から野球をやめて、病気に専念してくださいと言われました。野球ができないことが本当につらかった」と、一時は絶望の淵に立った。抗がん剤の副作用もあって、体重は65キロから10キロも減った。

 それでも母・直美さん(48)の「今の時代なら絶対に直るから」という言葉を信じて闘病。チームメートも定期的に見舞いに訪れ、「お前が帰ってくることを信じてるぞ!」と応援した。三宅が、退屈にならないように療病中は常にオンラインゲームなどでもコミュにケーションをとってくれた。

 「帰ってくる場所を作ってくれたみんなに感謝したい。プレーで返していきたい」と三宅。苦しい闘病を乗り越えた18歳はそう笑顔で語った。

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