前夜から2打席連発の阪神・原口「つくづく運がいいな、と」興奮して梅野の2者連弾は見逃す

[ 2019年7月13日 19:40 ]

マイナビオールスターゲーム2019第2戦   全セ―全パ ( 2019年7月13日    甲子園 )

<全セ・全パ>2回、無死、左越えに本塁打を放った原口(撮影・成瀬 徹)
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 大腸がんを乗り越え、球宴出場を果たした阪神・原口が全セの「7番・DH」で球宴初先発。第1戦(12日、東京D)の9回に代打で2ランしたのに続き、この日の2回に先頭で入った第1打席でも全パ2番手の西武・高橋光からソロ本塁打を放った。

 前夜からの2打席連続アーチに「まさかね、打てると思っていなかったので」とはにかんだが「打球が飛んだ瞬間、入ったと思いましたね」と笑みをこぼした。

 「きょうも大歓声いただいて、本当に感謝の気持ちしかないですね」とホーム甲子園での一発に感慨深げ。「本拠地でなかなかね、運良く出していただいて。こうやって打てたことをすごくファンの皆さんにありがたい気持ちと感謝の気持ちで。打てて良かったです」と安どの息を漏らし「つくづく運がいいな、と思ってます」と頬を緩めた。

 原口の次を打つ梅野も初球を左翼スタンドへ叩き込んで、阪神勢で2者連続アーチ。「ちょっと裏で興奮してて見れなかったんですけど、歓声を聞いて入ったと分かりました」と梅野の一発は見逃したものの「縦じまが甲子園ではつらつとプレーできるとファンの皆さんも喜ぶと思うのでいい結果になって良かったです」と話していた。

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