【和歌山】神島 6年ぶり初戦突破!1メートル68の小さなエース・左向が1失点完投

[ 2019年7月13日 18:50 ]

第101回全国高校野球選手権和歌山大会 1回戦   神島4―1橋本 ( 2019年7月13日    紀三井寺 )

<橋本・神島>8回を5安打1失点と好投した1メートル68センチのエース・左向政輝投手
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 1メートル68の小さなエースがチームを6年ぶりの初戦突破に導いた。

 主将の左向政輝投手(3年)が5安打6奪三振で1失点完投。4点リードの3回に無死一、三塁からスクイズで1点を失ったが、最速143キロを誇る直球と多彩な変化球のコンビネーションで相手を翻弄(ほんろう)。4回以降はわずか1安打に抑えた。打撃でも2安打を放ち、投打で活躍した右腕は「調子があまり良くなかった分、8割くらいの力で投げられたのがよかった。(初戦のマウンドは)プレッシャーもあったけど、1年生のころから投げさせてもらっているので、僕しかできないことだと思う」と胸を張った。

 気持ちを前面に押し出すプレースタイルが魅力だ。この日も勝負どころで三振を奪うと、すかさずガッツポーズ。また、仲間とともに一つのアウトを奪う度に、これでもかと言わんばかりの笑顔が弾けた。「応援歌が流れる中で投げられるのは夏だけなんでうれしくて。楽しく投げられました」。鳴り響く大声援が、何よりも力になった。

 過去2年は智弁和歌山、市和歌山のシード校に大敗。1年夏から主力として戦ってきた左向にとっても、2013年以来、夏は勝利に恵まれなかったチームにとっても、大きな「1勝」となった。
 「今年こそは、とみんなで言ってきた。うれしいの一言です」。

 雨が通り過ぎ太陽の光が差し込む球場に、神島ナイン笑顔が一際まぶしく輝いていた。

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