【和歌山】田辺、3年連続で初戦突破 エース・熊野、打撃で大暴れ

[ 2019年7月13日 14:24 ]

第101回全国高校野球選手権和歌山大会 1回戦   田辺12―7慶風 ( 2019年7月13日    紀三井寺球場 )

 点の取り合いを制し、田辺が3年連続で初戦突破を決めた。「3番・投手」で先発したエース・熊野輝也投手(3年)が5回を9安打5失点。投球では本来の力を発揮できなかったが、打撃面では5打数4安打3打点と大暴れした。

 圧巻だったのは7回だ。2点リードの1死で四球と中越え二塁打で1点を追加。なおも1死二塁で打席に立った熊野が左翼越えに2高校通算8本目となる2ランを放った。

 「自分が取られたので絶対取り返そうと思った。4番の輪玉は僕よりも打つので“後は任せたぞ”ということを伝えて、自分は思いっきり振りにいきました。(感触は)完璧でした」

 父が少年野球チームの監督で、兄と姉は野球経験者と、野球一家の末っ子として育った。迎えた高校最後の夏は、家族のほか祖父母、親戚一同がスタンドへ応援に駆けつけた。「お世話になった人に恩返しをしたい」と臨んだ初戦。最高の結果を見せられた。

 試合後、取材陣から大会第1号ですが、と問われた際には「令和第1号ですね」と自ら切り出し、「チームメートと冗談で“狙っていこう”と話していたら、本当に出たのでびっくりしています」と笑った。

 目指すは1995年夏以来の甲子園出場。「1つ1つしっかり勝ち進みたい」。家族への恩返しのためにも、ここで負けるわけにはいかない。

続きを表示

「第101回(2019年)全国高校野球選手権」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年7月13日のニュース