【滋賀】昨夏8強の近江が2回戦突破 U18日本代表候補・林が6回1安打と好投

[ 2019年7月13日 11:22 ]

第101回全国高校野球選手権 滋賀大会2回戦   近江8―0膳所(7回コールド) ( 2019年7月13日    彦根 )

2ランを放ち、迎えられる近江高校・土田龍空内野手(2年)
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 昨夏の甲子園大会8強の近江が2回戦で登場し、膳所に8ー0で7回コールド勝ち。2年連続14度目の甲子園出場に向けて好スタートを切った。U18日本代表候補の左腕・林優樹投手(3年)は6回68球を投げ1安打無失点。力のある直球を主体に9三振を奪うなど、実力を示した。

 相手に二塁すら踏ませない圧倒的な投球で好スタートをきった後、本人の口から出たのは安どの言葉だった。「この一ヶ月は自分の中で苦しかった。不安も抱えた中で、最初力んだ部分もありましたけど、ほっとしてます」。今春の近畿大会で優勝するも、疲労がたまったこともあり一週間のノースロー調整。その期間で投球間隔が狂ったという。チームを率いる多賀章仁監督も「春期大会の疲れもあり、チーム状況は悪かった。特に林がね」と言うほどの不調だった。

 それでも、最後の夏に向けて懸命な調整を進めた。ボールを触らない間も「自分はチームの中で一番走った自信がある」というほどの走り込みで、体力強化に努めてきた。「9イニングを投げきる体力、準決勝・決勝を投げきるということをテーマにしてきた」。全ては昨年に続く甲子園への強い思いからだった。

 昨夏の甲子園ではベスト8まで進み、準々決勝で金足農業と対戦。8回まで2ー1とリードしていたものの、9回にサヨナラ2ランスクイズを許した。その時バッテリーを組んでいた林と有馬諒捕手(当時2年)がそのまま新チームの軸としてチームを引っ張ってきた。「有馬とはあの金足農業戦から、もっと息の合ったプレーをしようと言ってきた。きょうも自分の思うような球を有馬が配球してくれたんで、そこは成長できたんじゃないかなと思います」と扇の要との絆に自信を深めてきた。

 予選初戦を好発進で終えたものの、「きょうのピッチングだと上のレベルでは通用しない。真っ直ぐのキレは戻ってきましたけど、変化球のキレというのが今ひとつだったので、もっと磨いていきたい」と更なる向上を誓った。再び聖地の舞台に戻るための戦いは、まだ始まったばかりだ。

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