大谷、バーランダー撃ちメジャー初バースデー弾!25歳自ら祝砲13号

[ 2019年7月7日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―4アストロズ ( 2019年7月5日    ミニッツメイド・パーク )

3回、バーランダーから13号本塁打を放ち一塁に走る大谷
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 25歳の誕生日に、自らのバットで祝砲だ。エンゼルス・大谷翔平投手(25)が5日(日本時間6日)、敵地でのアストロズ戦で3回に中越え13号ソロ。メジャー屈指の剛腕ジャスティン・バーランダー投手(36)の高めの直球を豪快に振り抜いた。プロ入り以来3本目で、メジャーでは初めてとなるバースデーアーチ。改めて優勝という誓いを立て、バットを振り続ける。

 野太い声が突然、響いた。試合後、大谷を囲む報道陣の後ろで、逆転2ランのカルフーンが歌い出した。「ハッピーバースデー、トゥーユー♪」。会見の出はなをくじかれた大谷に容赦なし。さらに「ハッピーバースデー、ディア、オオタニ~♪」と止まらず、苦笑いを浮かべるしかなかった。

 「年々、自分の誕生日への興味が薄れてきているので。誕生日に打ちたいなということはないけど、カードの頭、同じ地区の首位なので、そういう意味で凄く良かった」

 記念弾は通算214勝のバーランダーからだった。カルフーンの2ランで2―1となった3回。2死後、2球目の高めボール気味の95マイル(約153キロ)に振り負けなかった。「ああいう高さの、難しい力のあるボールを、いい結果に結び付けることができたのはよかった」と振り返った。

 1打席目は空振り三振。0ボール2ストライクから本塁手前でバウンドするカーブを空振りした。「考え過ぎていたのかなと思ったので、技術がどうこうではなく、自分の良いものを出していこうと」と切り替えた。3回は初球、ワンバウンドのカーブを見逃した直後の球だった。

 昨年5月16日の初対戦は、高めの直球を4度、空振りするなど4打数3三振。同8月25日の初本塁打はチェンジアップを叩いた。右腕の直球を初めてオーバーフェンスし「昨年はこういう感じで捉えてなかった」と手応えを口にした。

 前夜のナイター後。ヒューストンへ移動するチャーター機内でも「ハッピーバースデー、オオタニ」とアナウンスされ、曲が流れた。「みんな日本語だと思っていたみたいですけど。たぶん中国のバースデーソングです」。周囲も、自らも祝った記念日。「優勝するのが一番の目標。個人も大事だけど、そこを目指してやっていけば、勝手にいい結果が残ると思う」。20代後半も、成長曲線は右肩上がりだ。

《軽め投球調整、18~27メートル56球》大谷は試合前、7月に入って初めてのキャッチボールを行った。軽めながら、徐々に距離を約90フィート(約27メートル)まで延ばして36球。60フィート(約18メートル)で20球を投じた。6月29日に本拠地で右肘手術後2度目のブルペン投球を行って以来6日ぶり。「軽めにやりました。よかったかなと思います」と話した。

 〇…大谷はバーランダーとの初対戦だった昨年5月16日に4打数無安打3三振を喫し「野球をやってきて打席の中で見た一番、速い球」などと話した。3度目の対戦となった8月25日に初本塁打を放つなど、18年は14打数3安打2打点、5三振。メジャー1年目で印象に残った投手として唯一挙げた選手でもある。今回が通算6試合目の対戦で通算17打数4安打(打率.235)、3打点で6三振。安打は2本塁打、2二塁打と全て長打だ。

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