“神のお告げで引退”元阪神・グリーンウェル氏 契約金返金を申し出ていたと明かす…現在は牧場など経営

[ 2019年7月7日 21:19 ]

キャンプで来日したマイク・グリーンウェル(1997年2月撮影)
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 元阪神タイガースのマイク・グリーンウェル氏(55)が7日、フジテレビ系「ジャンクSPORTS」(日曜後19・00~19・57)にVTR出演。世間を騒がせた“電撃引退”後のアクションについて明かした。

 グリーンウェル氏は1997年、メジャー通算打率3割超え、オールスターに2回出場するなどの実績をひっさげ、超鳴り物入りでに阪神に入団。年俸は当時の球団史上最高額となる約3億6000万円(推定)となっていた。

 しかし出場7試合目に自打球を右足甲に当てて骨折。すると緊急会見で「神のお告げがあって引退します」の言葉を残し、そのまま引退を決意することに。今でも多くの阪神ファンから“史上最低の助っ人外国人”のレッテルを貼られている。

 番組ではグリーンウェル氏の行方を徹底調査。最近までフロリダで「マイク・グリーンウェルズ・ファミリー・ファン・パーク」という遊園地を経営していたが、これを2億円以上で売却。現在は家族連れで楽しむことのできる大規模な牧場を経営しているという。

 グリーンウェル氏は「野球選手を引退してから遊園地や建設業、カーレースにも手を出した」と、様々なビジネスへ手を広げていた様子。これらの判断基準を問われると「私の人生はすべて神様の計画通りさ」と、20年以上経った今も「神のお告げ」は健在だった。

 また、引退の際に話題となった巨額の契約金の話だが、グリーンウェル氏は「『契約金のすべてを返す』と阪神タイガースのオーナーに言ったんだ。そしたら、今度はオーナーの方から『正直ないい人だ』ということで返金は無くなった」と語った。これを聞いたMCの浜田雅功(56)は「え~っ!?」と驚きを隠せずにいた。

 浜田は「ちょっと隆太、聞いた?持ち逃げとかしてないよ」と、阪神ファンの佐藤隆太(39)に話を振ると「ちょっと…予想とは違いましたね、VTRの内容が」と困り顔。ただ、本人の証言だけとあって、浜田は「ホントなのかな~?」と語っていた。

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