大船渡・佐々木 練習試合で毎回20三振!3安打2失点で完投、最速は156キロ

[ 2019年7月7日 12:26 ]

練習試合   大船渡3―2盛岡一 ( 2019年7月7日 )

大船渡の佐々木朗希投手
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 高校史上最速の163キロを誇る大船渡の佐々木朗希投手(3年)が7日、盛岡市内で行われた盛岡一との練習試合に先発し、9回3安打2失点で完投勝利。毎回の20三振を奪う奪三振ショーを演じた。最速は令和に入ってから最も速い156キロだった。

 初回に四球と犠打で1死一塁を招くも、3番を135キロスライダー、4番を134キロフォークで連続三振に斬り、ピンチを脱した。2回は三者連続三振。3回以降も順調に三振を奪っていった。

 7回に先頭に左翼への本塁打を浴びると、次打者に対する初球でこの日の最速156キロを計測。悔しさを晴らすように腕を振った。9回に入っても球威は衰えず最後は136キロスライダーで空振り三振を奪い、ゲームを締めた。

 前日6日には、柏木農との練習試合で70球を投じて、5回1安打無失点だった右腕。15日に初戦を迎える岩手大会に向けて、この日も140球を投じたが連投にも難なく対応して見せた。夏季大会前最後の練習試合で、順調な仕上がりをアピールした。

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2019年7月7日のニュース