巨人7連勝!原監督采配ズバリ 4番・阿部“幸運打” 2位阪神と7・5差

[ 2019年7月7日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―3DeNA ( 2019年7月6日    東京D )

5回1死一、三塁 適時打を放つ阿部 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人が6日、DeNAに4―3で競り勝ち、今季初の7連勝を飾った。原辰徳監督(60)の采配が光った。左膝打撲でベンチスタートとなった岡本和真内野手(23)の代わりに、今季本拠地で初めて4番に起用した阿部慎之助捕手(40)が運を味方に付ける活躍。初回に適時失策を誘発し、5回には右翼手のグラブをはじく適時打を放った。貯金は今季最多の15。首位を独走するチームの勢いは増すばかりだ。

 原監督は、自身の役割を「船長」と例えたことがある。どんな荒波が来ようが「優勝という港に行かせる」と。その手腕で、今季最長となる7連勝へと先導した。

 4日の中日戦で左膝に自打球した岡本について「足が痛いと。彼は弱音を吐かないけれど、かなり満身創痍(そうい)」と、手綱を引いた。昨季開幕戦から218試合連続先発出場を続けてきた4番だが、ベンチに置くことを決断。阿部の今季3試合目の4番起用へと、かじを切った。

 ベテランの「強運」が交差する。初回1死一、三塁。阿部が強振してバットの先でこすった打球が不規則な回転となり、三塁手・宮崎の失策を誘発して1点を先制し「点が入って良かったよ」。5回は右翼に強烈な打球を放ち、細川がグラブに当てるも捕球できずに適時打とした。

 「なはの日“めんそ~れ那覇ナイト”」として開催された一戦。試合前、春季キャンプ地沖縄の「エイサー隊」が演舞を披露した。阿部は前日、06年に自主トレを行って以来、交流のある沖縄県伊江島の島袋秀幸村長の訪問を受け、名産のラム酒を贈呈されていた。

 ラム酒と言えば、コロンブスの大航海時代から船乗りが愛した酒。前日お裾分けをもらったビヤヌエバは4回、若林のスクイズ失敗直後に、バットをへし折りながら左前適時打を放った。「船員」が一丸となる姿に、指揮官は「チームの全体のミスを彼がカバーしてくれた」と称えた。

 親心も光った。炭谷はこの日、原監督の計らいで第2子の長男の出産に立ち会い、試合直前にチームに合流。円陣で「おめでとう!」と祝福され「“試合終盤に間に合えばいいからぜひ立ち会ってこいよ”と言っていただいた」と感謝した。

 2位・阪神と7・5ゲーム差の独走態勢。かじを取る原監督は「打線は4点を取るのがチームの目標。ピッチャーは3点に抑える。合格点だと思います」と言った。 (神田 佑)

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