巨人・和田、楽天・古川 1対1のトレード成立

[ 2019年7月7日 11:40 ]

トレードが成立した巨人・和田恋外野手(左)と楽天・古川侑利投手
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  巨人・和田恋外野手(23)と、楽天・古川侑利投手(23)の1対1のトレードが成立したことが7日、分かった。5年ぶりのリーグ制覇へ首位を走る中、さらなる投手陣の底上げを図る巨人と、将来性のある右の長距離砲を補強したい楽天の思惑が一致した。きょう午後にも発表される。

 巨人は6月22日に獲得を発表した新外国人・デラロサ、さらに日本ハムとの2対2のトレードで獲得した鍵谷、藤岡に次ぐ4投手目の補強となる。13年ドラフト4位で楽天入りした古川は今季8試合に先発し、1勝2敗、防御率6・34。交流戦中の6月5日には巨人戦に先発して、6回途中まで4安打1失点と好投した。伸びのある直球と変化球を駆使する本格派で、通算39試合登板と若くして大舞台を踏んできた。

 楽天に移籍する和田は、13年ドラフト2位で巨人入り。昨季は5試合に出場して、プロ初安打をマークした。今季1軍出場はないものの、昨季イースタン・リーグで18本塁打と87打点で、2冠に輝いた長打力が魅力だ。環境を変えることで一気にブレークする可能性を秘めている。2人とも23歳と若く、今後の伸びしろが期待できるトレードとなった。

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2019年7月7日のニュース