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紅ゆずる主演「エニシング・ゴーズ」福岡公演も全日程中止 上演は東京公演7回のみ「奇跡のようにも」

[ 2021年9月17日 12:15 ]

 今月30日から福岡・博多座で上演が予定されていたブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」福岡公演の全日程(10月5日まで、8公演)が新型コロナウイルスの影響のため、中止となった。17日、公式サイトで発表された。8月の東京公演中に出演者・スタッフ23人の陽性が判明。順調に回復しているものの「稽古など含め、現下では公演を開催するには十分な準備期間を確保することはできない」と判断。東京公演(一部)、名古屋公演(全日程)、大阪公演(全日程)に続く中止となった。予定された全国67公演のうち、上演されたのは東京公演7回のみ。主演の紅ゆずるは「奇跡のようにも感じます」とインスタグラムで心境を明かした。

 紅の宝塚歌劇団退団後初ミュージカルとなり、一路真輝(56)平野綾(33)陣内孝則(63)らが出演。数々のミュージカルや映画作品で名曲を残した巨匠コール・ポーター最大のヒット作。1934年にブロードウェイ初演され、88年に第42回トニー賞3部門を制した。2011年に第65回トニー賞3冠に再び輝いた。

 当初、東京公演(明治座)は8月1~29日(36公演)のスケジュールも、7月8日に発出された緊急事態宣言により販売制限が設定され、予定通りの上演が困難に。8月1~9日の11公演、11・17・19日の3公演(18時開演)、14・21日の2公演(17時開演)を中止した。

 その後、発熱症状のある公演関係者のPCR検査の結果待ちにより、19日の1公演(13時開演)を中止。陽性だったため、さらに20~24日の5公演(21日17時公演の中止は発表済み)を中止した。

 全出演者・スタッフを対象にPCR検査を再度、実施した結果、8月23日、23人の陽性が判明。25日以降、29日の千秋楽(12時開演)までの残り7公演を中止した。

 続く名古屋公演(9月4~12日、御園座、11公演)、大阪公演(9月17~26日、新歌舞伎座、12公演)も準備期間不足から全日程中止となった。

 この日、紅は自身のインスタグラムを更新。「博多座公演全日程中止が発表になりました。『エニシング・ゴーズ』明治座、御園座、新歌舞伎座、各地ですべての公演を楽しみに待ってくださっていた皆様にも本当に申し訳ない気持ちです。コロナ禍だからこそ『エニシング・ゴーズ』という作品が持つ、底抜けに明るいパワーが必要とされ、ひと時でもお客様に笑顔になっていただきたい、心から笑っていただけると信じて、キャスト、スタッフ一同一丸となって取り組んで参りました。今は、明治座での7回公演が出来たことを奇跡のようにも感じます。表現の場所を奪われることのつらさ、悔しさは『エニシング・ゴーズ』に関わるすべての関係者が痛いほど感じていることだと思います。このコロナ禍で私自身も公演中止を何度も経験してきました。このコロナウイルスは人体に影響を及ぼすものですが、人の心まで蝕んでいくウイルスであってはならないと思います。だからこそ、今この時代に、自分の置かれているこの状況下でどこまで前を見ることができるのか。心が病んでしまえば、本当にコロナに屈したことになってしまう気がしています。だからこそ、私はどんな状況下であっても、前を向くことができる人間でありたい。このコロナ禍が終息した時に、もっと成長した自分でいるために。そして苦しさ、悲しさ、悔しさを乗り越えた先には、心から笑顔でいられる景色が待っていると信じて頑張ります!どうかその日まで、皆様が健康で、少しでも心穏やかに過ごせますことをお祈りしています。心から笑い合える日を楽しみに私も頑張ります!」とつづった。

 発表は以下の通り。

 ブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」福岡・博多座公演について、出演者はじめ関係者の新型コロナウイルス感染による東京・明治座公演、名古屋・御園座公演、大阪・新歌舞伎座公演の中止を受け、上演に向けて関係各所と協議を重ねてまいりました。感染した出演者はじめ関係者はお蔭様をもちまして順調に回復しておりますが、稽古など含め、現下では公演を開催するには十分な準備期間を確保することはできないことなどを踏まえて9月30日(木)~10月5日(火)の福岡・博多座公演全日程を中止とさせていただきます。

 公演を楽しみにされていたお客様には大変なご迷惑をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。

 なお、この公演中止を受けまして、ご入場券をお持ちのお客様には払い戻しを承ります。

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