藤井3冠 斎藤八段に棋王戦で敗れ、年度内の最大6冠は5冠へ 「西のプリンス」と対戦成績4勝3敗に

[ 2021年9月17日 20:49 ]

棋王戦挑戦者決定トーナメントで斎藤慎太郎八段(左)に敗れた藤井聡太3冠(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が17日、大阪市内で棋王戦挑戦者決定トーナメント3回戦に臨み、斎藤慎太郎八段(28)に109手で敗れた。年度内に最大6冠の可能性があったが、棋王戦の敗退で最大5冠になった。「途中長考したところで間違えてしまった。本局に関してはチャンスを作れなかった」と淡々と振り返った。

 振り駒の結果、先手は斎藤になり、戦型は両者の対局では6局連続の角換わりに進んだ。対戦成績は斎藤が初戦から2連勝したがその後藤井が4連勝。この日の結果、藤井の4勝3敗になった。
 今春、渡辺明名人(37)=王将、棋王の3冠=に名人初挑戦した斎藤は、藤井にとっても過去2敗以上した棋士8人(未放映のテレビ対局を除く)のうちの一人。「西のプリンス」の愛称で知られ、藤井同様、詰将棋解答選手権での優勝経験がある共通点があった。

 藤井が13日に奪取し、19歳1カ月の史上最年少3冠に輝いた叡王位の挑戦権を、6月に決勝で争った間柄でもある。「(叡王戦挑戦者決定戦は)中盤で悩みの多い将棋だったので序盤から決断よく指した」。斎藤はその教訓を糧にしたことを対局後、明かした。

 藤井は来月開幕する竜王戦7番勝負で4冠目を目指し、豊島将之竜王(31)に挑む。今月27日、初戦を迎える本社主催・第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ進出も決めているだけに、「これからも対局は続く。体調に留意しながら臨みたい」と巻き返しを誓った。

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