西武、ローテ再編 オリックス3連戦は上間、今井、伊藤翔の平均21・3歳トリオが先発

[ 2021年4月20日 05:00 ]

20日からのオリックス3連戦は(左から)上間、今井、伊藤翔の平均年齢21・3歳の右腕トリオで挑む
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 西武は、20日からのオリックス3連戦(京セラドーム)に平均年齢21・3歳の右腕トリオで挑む。

 火曜日の先発を任されていた松本が中継ぎに配置転換となり、代わってカード初戦を任されるのは、プロ初勝利がかかる20歳の上間永遠だ。登板前日、メットライフドームで調整した右腕は「順調に来ています」と笑顔。「吉田選手の前にランナーをためないように、また一発を打たれないように気をつけたいです」と警戒した。

 プロ初登板初先発だった8日の楽天戦は6回途中5安打4失点で初黒星。それでも登板後は西口投手コーチが「初登板であれだけ投げられれば、十分な合格点でしょう」と褒めるなど、首脳陣から称賛の声が相次ぎ、「前回は初めての登板だったので、力が入りすぎたところがありました。今回はしっかり長いイニングを投げて、自分の投球ができるようにやっていきたい」と腕をぶした。

 2戦目を任されるのは22歳の今井達也。前回14日の日本ハム戦は6回3安打1失点で待望の今季初勝利を挙げ、「(開幕ローテの)先発陣で唯一勝てていなかったのでホッとしています」と安ど。課題の制球も改善されており、一気に波に乗りたいところだ。

 3戦目は、今井と同い年の伊藤翔が先発予定。「昨年もらった先発登板のチャンスでは結果を残せなかったので、同じ失敗はしないようマウンドに上がります」と意気込む右腕はここまで中継ぎで7試合に投げ、防御率1・69と抜群の安定感。同世代の活躍に刺激されており「みんないいピッチングをしているので、自分もその流れに乗れればと思います」。18年10月4日のロッテ戦以来、931日ぶりの勝利を目指す。

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