三菱自動車倉敷オーシャンズが決勝T進出 今秋ドラフト上位候補の広畑敦也が2失点完投

[ 2021年4月20日 20:04 ]

JABA岡山大会   三菱自動車倉敷オーシャンズ3ー2日本製鉄かずさマジック ( 2021年4月20日    倉敷マスカットスタジアム )

<三菱自動車倉敷オーシャンズ・日本製鉄かずさマジック>初回に152キロを計測し2失点完投勝利を挙げた三菱自動車倉敷オーシャンズ・広畑敦也
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 1勝1敗で並び、勝った方が決勝トーナメント進出。しびれる試合で今秋ドラフト上位候補の広畑敦也(23=帝京大)が本領を発揮した。初回に152キロを計測し直球で押すかと思いきや、縦のスライダーを有効活用するクレバーな投球を披露。112球で7安打2失点完投勝利を挙げ、優勝したスポニチ大会に続き出場2大会連続で予選を勝ち上がった。

 「真っすぐを狙ってきていたのはわかっていた。変化球にバッターが合っていなかったので、押せるときは押そう、かわすときはかわそうと。打たせる、と途中から決めて投げました」

 奪三振は5と特筆すべき数字ではなかったが、ピンチになればなるほど考えた投球が光った。1―0の7回1死一、三塁では「あの場面はゲッツーを狙うしかない」とあえて狙われていた直球を制球重視で選択。低め147キロ直球で注文通りの遊ゴロ併殺打に仕留めた。その裏、さらに2点の援護をもらって勝負あり。8回に2点を返されたが、崩れる気配はなかった。

 出場12チーム中、予選リーグ全3試合に登板かつ2試合に先発したのは広畑ただ一人とタフネスぶりが際立つ。「明日になってみないとわかりませんが、前の(先発した)試合も特に疲れはなかった。下半身主導で投げているので、ストレッチなどで下半身の張りが取れればいくらでも投げられる」と頼もしい。敵将の元ロッテ・渡辺俊介監督も「痛い目に遭う方に間違えないピッチャー」と称賛。あす21日の決勝トーナメントではブルペン待機が濃厚だが、三菱自動車水島時代の00年以来となる地元大会制覇へ、救援もいとわない。

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