阪神・ロハス 球団に推薦してくれたサンズに感謝「タイガースは何かプレゼントあげて」

[ 2021年4月20日 05:30 ]

阪神入団会見で2本のバットを手にポーズを決めるロハス
Photo By 代表撮影

 阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国KT)、ラウル・アルカンタラ投手(28=韓国斗山)が19日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。チームの快進撃をテレビでチェックしていたというロハスは「Vの使者」になることを宣言。20日に鳴尾浜球場の2軍に合流し、21日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦でいきなりデビュー予定であることが分かった。

 いよいよ思う存分、暴れられる。2週間の隔離期間を終え、真新しいタテジマに袖を通したロハスは、猛虎デビューを待ち切れない様子で目を輝かせた。

 「来られることができて本当にうれしい。僕がチームのためにプレーすることができるようになり、どんどん試合で貢献して、最終的に1位で締められればすごくいい」

 オフにはヤンキースのスタントンら名だたるメジャーリーガーと合同自主トレ。その後も独自で調整し、隔離期間中も毎日体を動かしていた。会見前には施設内で矢野監督と対面し「自分としては100%準備してきたので、いつでもいけるということを伝えた」と自信満々。20日の2軍合流後、状態に問題がなければ21日のソフトバンク戦で早くも実戦デビュー予定であることも判明した。

 昨季の韓国KTでは47本塁打、135打点で2冠に輝いただけでなく、チームを前年の6位からレギュラーシーズン2位まで引き上げる原動力となった。7連勝中で15勝4敗と首位を快走する猛虎でも「Vの使者」となることを豪語した。

 「ドミニカのチームでも優勝しているし、いろんなところで優勝してきた。すごく期待を持っていただいてる中でもプレッシャーは感じないし、自分の中では貢献できる大きな自信はある」

 韓国時代から親交のあるサンズから日本の情報は入手済み。「サンズが僕のことを推してくれたり、入ってくれと言ってくれたので、タイガースはサンズに何かプレゼントをあげてほしい」と笑わせた。ここまでの戦いもテレビでチェックし「今、ラインアップを打っているサトウ、オオヤマ、マルテ、サンズ。この中に加わって、チームの勝利に貢献できるようやっていきたい」と頼もしかった。

 背番号は韓国でも付けていたお気に入りの24番。写真撮影にノリノリで応じ「何かつくりたい」と、サンズの「ハッピーハンズ」やマルテの「ラパンパラ」のような決めポーズをつくることにも意欲。実力だけでなく陽気なキャラクターも人気間違いなしの新助っ人の、甲子園デビューが待ち遠しい。(山添 晴治)

 【ロハスと一問一答】
 ――自身の売り。
 「いろんなことができる選手と思う。去年、韓国ではあまり監督から盗塁のサインというのは出なかったけど、やはりパワーは自分の1番の持ち味かな」

 ――佐藤輝の印象。
 「本当にすごくいい選手。見ていてしっかりスイングもしているし、強いスイングができている。まだ1年目だけど、彼は今後1軍で活躍するような選手だと思える」

 ――背番号24番への愛着が強い理由は。
 「いろんな理由がある。ケン・グリフィー・ジュニアやバスケットボールのコービー・ブライアントとか自分のお気に入りの選手も着ていたし、自分の誕生日が5月24日なので」

 ――日本で対戦したい相手は。
 「田中選手であったり菅野選手であったりいろんな日本人選手と対戦してみたい」

 ――スイッチヒッターだが左右で違いは。
 「理由はわからないけど、左で打つ時が遠く飛ばせて、右で打つ時は強い打球が打てるかなと思う」

 《インスタでファンに報告》入団を終えたばかりのロハスが自身のインスタグラムを更新した。ユニホーム姿で2本のバットを手にポーズを決める写真とともに「チームに合流するのが待ち切れません」と日本語を添えた。会見ではユニホームの上着だけだったが、写真ではソックスを見せるオールドスタイルも披露。本拠地の打席登場の際にビジョンに流れる映像の撮影に臨んだ時の様子とみられる。

 ◆メル・ロハス・ジュニア 1990年5月24日生まれ、米インディアナ州出身の30歳。10年のドラフト3巡目(全体84番目)でパイレーツと契約。メジャー経験はなく、17年6月から韓国KTでプレー。20年に本塁打と打点の2冠王。韓国通算511試合、132本塁打、409打点、打率・321。大叔父はエクスポズなどで監督を務めたフェリペ・アルー。1メートル89、102キロ。右投げ両打ち。

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