“東京決戦”は阪神・近本の足がカギ!先制すれば15連勝中、ホーム踏んで巨人へ昨年のリベンジだ!

[ 2021年4月20日 05:30 ]

打撃復調で上昇気流に乗る阪神・近本
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 阪神は20日から2位・巨人との首位攻防3連戦に挑む。昨季3勝9敗と大きく負け越した敵地・東京ドームでの戦いは今季初。誰もがリベンジを期す中、開幕から出遅れていた近本光司外野手(26)が18日ヤクルト戦で4安打して上昇気流に乗った。チームは目下7連勝中で貯金11。3ゲーム差で追う宿敵を蹴散らし、独走態勢を固める。

 勝負の3番勝負を控えても、矢野監督は自然体だった。「相手を見てプレーが変わるようでは強くない」。打倒巨人はチームの共通認識だからこそ、過剰な意識は必要ない。今季初となる敵地での一戦へ向け、静かに闘志を燃やした。

 「巨人だからといって特別な野球ができるわけじゃないしね。同じ野球をやれば戦える、勝てるんだという野球が一番強い。みんな俺の野球はこうなんだ、というのをしっかり理解してやってくれている」

 挑戦者の立場ではあるが、開幕ダッシュに成功した。15勝4敗の貯金11で、7連勝中と勢いにも乗る。3差で追いかけてくる巨人も6連勝と上り調子だが、猛虎にはさらなる追い風が吹く。出遅れていた近本が、18日ヤクルト戦で今季初の4安打をマーク。上昇のきっかけをつかんだ。

 「出塁というのは大事ですけど。出塁を意識し過ぎると、バッティングも上がってこないと思う。しっかり自分の良さを出していこうと思います」

 その近本は冷静に、足元を見つめた。4月の月間打率も・281まで上昇。チーム打率・262は堂々の12球団トップだ。今季は先制すれば15連勝という無双状態。不動のリードオフマンが本来の姿を取り戻せば、巨人を一蹴しての首位独走も現実味を帯びてくる。

 「(巨人と戦うことを)プラスのモチベーションにしてくれるのはすごく良いこと。去年もやられたし、意識はしている。でもそういう気持ちを持ちながら、そこをプラスにしてやっていけたら」

 矢野監督をはじめ、誰もがリベンジの機会を虎視眈々(たんたん)とうかがっている。東京ドームでの3勝9敗が響き、昨季の直接対決は8勝16敗。この結果がペナントレースの行方を大きく左右した。前回の甲子園は2勝1敗と勝ち越し。勢いそのままに、セ界の王者をねじ伏せる。(山本 浩之)

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