ヤクルト・田口、新天地初勝利「特別な一勝。ましてや地元の広島で…」 チームは3位浮上

[ 2021年4月20日 22:39 ]

セ・リーグ   広島1―2ヤクルト ( 2021年4月20日    マツダスタジアム )

<広・ヤ>移籍後、初勝利を挙げた田口(右)はウイニングボールを手に高津監督と笑顔(撮影・奥 調)
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 袖を通すユニホームは変わっても、故郷の風は優しく、心地良かった。6回4安打1失点。新天地のヤクルトで今季初勝利をあげた田口は、穏やかな表情で滴る汗を拭った。

 「チームも変わって特別な一勝。ましてや地元の広島、学生時代をずっと過ごしてきた場所で初勝利をあげられると思っていなかった。良かったです」

 勝負どころで信条の粘りと丁寧さが出た。同点に追いついてもらった直後の6回だった。1死二塁で西川を左飛。続く4番・鈴木誠を空振り三振に仕留め、力強く左拳をつくった。西川には全8球が低めのゾーンを突いた。粘り強く、そして丁寧に、投げきった。

 開幕を下旬に控えた3月1日にトレードで巨人から移籍。開幕2戦目の3月27日の阪神戦を任されながら3試合で足踏みし、凱旋登板となった今季4度目のマウンドで移籍後1勝をマーク。「やっぱり先制点を与えてしまったのは反省点。四球から始まっている。反省しなきゃいけないポイント」と次回に向けた課題も口にした。

 田口の踏ん張りで、過去5戦4敗と苦しめられた森下からチームは初勝利をもぎとった。3位に浮上した高津監督は「森下に勝つには今日のような展開、ロースコアでなんとか少ない失点で勝ち切るというのが目標だった。それができた田口は、よくあそこまで投げ抜いたと思います」と目を細めた。

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