ソフトB 楽天に競り勝ち単独首位!“北九州男”甲斐が3安打5打点の大活躍

[ 2021年4月20日 21:29 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―4楽天 ( 2021年4月20日    北九州 )

6回1死満塁、2点適時二塁打を放った甲斐は本多コーチ(右)から祝福され笑顔(撮影・岡田 丈靖)
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 同率首位同士の3連戦の初戦は、ソフトバンクの甲斐が好相性の北九州で3安打5打点の大活躍。チームは約4年ぶりに北九州で勝利し、引き分けを挟んで2連勝で単独首位に浮上した。

 北九州では3連敗中だったソフトバンク。最後に北九州で勝った17年7月19日の西武戦で、2連発を含む3安打4打点の活躍を見せていたのが甲斐だった。そんな“北九州男”甲斐がこの試合も大爆発。0―1で迎えた2回の第1打席。2死二、三塁でボールカウント0-1から楽天先発の岸が投じた2球目を左翼場外へ運ぶ3号3ランで逆転に成功。4―4での同点で迎えた6回の第3打席は1死満塁から岸が投じた3球目をレフトへはじき返す適時二塁打で2点追加し、勝ち越しに成功した。

 先発の笠谷は4回1/3、81球を投げて、6安打4失点で降板。5回1死二、三塁のピンチで2番手として登板した津森は、いきなり浅村に四球を許すも続く茂木を空振り三振、鈴木大を右飛で打ち取ってピンチを脱出した。その後は、泉、嘉弥真、モイネロ、岩崎と無失点継投。9回は守護神の森が試合を締めた。

 楽天は先発の岸が5回1/3、105球を投げて、9安打6失点で今季2敗目。打線は1―3の3回に島内の3号3ランで逆転に成功したが、4回に同点に追いつかれると、6回に勝ち越しを許し、その後は得点を奪えず敗戦した。

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