「俺を忘れるな」内海の復活で巨人は隙のないチームに

[ 2018年5月1日 11:00 ]

ブルペンで投球練習する内海
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 かつてのエースが帰ってくる。5月3日。巨人・内海が今季初先発を予定する。「チームの勝利に貢献できるようにしたい」と繰り返した左腕に、ついにチャンスが訪れた。

 相手はリーグ3連覇に向けて首位を走る広島。内海にとっては、昨年8月23日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の1軍マウンドになる。4月30日の2軍練習後に広島入り。きょう1日から1軍練習に参加することになった。

 ベテランの意地をみたい。内海とともに候補に挙がっていたのは中川や大江ら若手投手。調子の波を保てない若手に対し、内海は過去2軍戦2試合、計12イニングで無失点に抑えた。先発が1枚足りなかった9連戦の谷間のチャンスを得た。

 チームは12年以来の8連勝と勢いに乗っている。好調を牽引するのは打線だ。岡本、吉川尚が開幕からスタメンを張る。岡本は和製大砲として大きく花開き、吉川尚も好守で何度もチームのピンチを救い、長年埋めることができなかった二塁の定位置を獲った。

 一方で29日のヤクルト戦では代打・阿部が勝利をたぐり寄せるような一打でチームを乗せた。登場するだけで大歓声に包まれたが、今季初安打を放ち球場のボルテージは最高潮に上がった。若手が戦い、ベテランが控える。今の巨人は強い。

 投手陣では10年ぶりに日本球界に復帰した上原がいるが、長年に渡り投手陣を牽引してきた内海を待つファンも多いはずだ。登板時には温かい拍手に包まれることだろう。今季初勝利を成し遂げればチームも勢いづく。

 圧倒的な存在感を放つエース菅野を中心とした先発陣に、経験豊富なベテランも加われば、より強固な投手陣が形成される。投打に隙のないチームとなるだろう。「俺を忘れるな」。背番号26の投げっぷりに期待したい。(記者コラム・川手 達矢)

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