スカパー!サヨナラ賞 12年・年間大賞 中日・和田 日本ハム・中田 

[ 2018年5月1日 05:40 ]

スカパー!サヨナラ賞 12年年間大賞 中日・和田
Photo By スポニチ

 【12年スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞】中日・和田一浩外野手(現解説者)と日本ハム・中田翔内野手が受賞した。

 和田は6月8日の楽天戦(ナゴヤドーム)で1点を追う9回1死二塁から逆転サヨナラ本塁打。

 大歓声の中でホームを踏むと、氷水をぶっかけられた。土壇場で試合を決め、チームをリーグ首位に導いた背番号5。打線は3回から8回まで無安打とあって「重苦しい試合だった。あれで終わってホッとした」と振り返った。

 後に「あの試合は印象に残っている。同点に追いつきたいと必死に打った」と語る劇的な一発。プロ16年目で、逆転サヨナラ弾は初のことだった。

 中田は4月15日の楽天戦(札幌ドーム)で同点の9回に当時自身初となるサヨナラ本塁打を放った。

 フルカウントからの6球目。内角の137キロ直球に無我夢中でバットを出した。打球は詰まったが、勢いは衰えない。そのまま左翼席に飛び込んだ。「最高です。何にも替えられないぐらいのうれしさ。来た球に食らいついて、塁に出ることしか考えていなかった。打つことに精いっぱい。サヨナラだと思わなかった」と話した。

 和田と中田には後日、トロフィーと賞金200万円が贈られた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月1日のニュース