阪神 秋山、9回に失点…8年ぶり完封逃す「僕らしい」それでもチーム完投一番乗り

[ 2018年5月1日 21:26 ]

セ・リーグ   阪神7―1DeNA ( 2018年5月1日    甲子園 )

<神・D>お立ち台でガッツポーズをする秋山(右)と糸井
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 阪神・秋山が投打にわたる活躍でチームを再び5割に押し戻した。

 初回、DeNA打線を3人で片付けると直後に糸井の先制二塁打などで3点の援護、4回には1死二、三塁から自身の左前適時打で追加点を挙げた。8回までわずか3安打無失点、9回に犠飛で1失点し、新人だった2010年以来8年ぶりの完封勝利は逃したが、今季チーム一番乗りとなる完投勝利を飾った。

 お立ち台で秋山は「(完封を逃して)詰めが甘いなと。僕らしいかなと思います」とスタンドを沸かせた。それでも「立ち上がり最高の形で3人で終えることができて、3点取っていただいて流れに乗って行けた。(適時打は)何とか還せたので、自分のペースで投げることにつながった」と快投と快打を振り返った。先月26日に27歳の誕生日を迎えた。年齢を重ねて初の登板を勝利で飾り「いいスタート切れた。ここからどんどん勝っていきたい」と気合を入れていた。

 9回を6安打1失点、無四球完投勝利に金本監督も「最終回以外は安心して見ていた。9連戦の真ん中で(救援陣を休ませることができて)それが一番大きかった」と称賛していた。

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