セ首位攻防戦は広島が先勝 会沢意地の一撃 巨人6年ぶり9連勝逃す

[ 2018年5月1日 21:25 ]

セ・リーグ   広島6―4巨人 ( 2018年5月1日    マツダ )

<広・巨>3回、鈴木は本塁打を打つ
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 首位の広島が2位・巨人との首位攻防3連戦初戦に6―3で逆転勝ち。巨人の連勝を8で止めた。巨人は2012年5月以来6年ぶりとなる9連勝はならなかった。

 巨人先発・山口俊が2回、3回と広島・会沢に2打席連続死球を与え、両チームに警告が与えられる波乱のスタートとなった1戦。3点を先取された広島は1―3で迎えた3回、バティスタ、鈴木の2者連続本塁打で3―3の同点に追いつくと、1死一、三塁で打席に入った会沢が2打席連続死球に激高。両軍選手がベンチから飛び出す一触即発の不穏な空気となった。ここで両チームに警告が宣告されたが、2死満塁となってから田中が2打席連続の押し出し四球を選んで逆転。5回には会沢が2打席連続死球を当てられた山口俊から左翼線にタイムリー二塁打を放って加点し、菊池の右前適時打でもう1点を加えてリードを3点に広げて最後は逃げ切った。

 巨人は初回、坂本勇、吉川尚、ゲレーロの3連打で1点を先制し、2回には坂本勇の2点適時二塁打で3点をリード。だが、先発の山口俊が9安打8四死球と乱れて5回途中降板。山口俊は自身初となる3試合連続完投勝利を逃した。

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