金子恵美氏 4630万円誤送金は町が招いたミス「振り込んだ担当者ひとりの責任ではない」

[ 2022年5月19日 12:58 ]

金子恵美氏
Photo By 提供写真

 元衆院議員の金子恵美氏(44)が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を24歳男性に誤送金し、回収できなくなった問題についてコメントした。

 金子氏は「大前提として、誤送金がわかって不正にお金を口座に移したこの男性が罪に問われるのは当然のこと」と前置きした上で「この事態を招いたのは、町の初歩的な信じられないミス」と役所の不手際を指摘。「誤送金が分かった時点で、口座からお金が移されてしまうことを考えて仮差押えを申し立てるなど、手を打たなければならないのに“返してもらえるだろう”という気持ちでいたと思うので、その危機管理意識の低さによる初動の遅れが出た」と厳しく追及した。

 続けて「この男性は警察に事情を説明していると分かっているにも関わらず、町はその警察の動きを把握できていなかった。情報共有ができていなかった」と連携の甘さを挙げ「振り込んだ担当者ひとりの責任でなく、役場として町として、公金を扱う意識が非常に低い。各所に反省すべき点が多々あるなと私は思います」と持論を語った。

続きを表示

2022年5月19日のニュース