4630万円誤送金問題 ネットカジノで利益を得れば誰のもの?清原博弁護士解説「彼のもの」

[ 2022年5月19日 16:55 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 国際弁護士の清原博氏が19日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモート出演。山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を24歳男性に誤送金し、回収できなくなった問題について解説した。

 番組では4630万円を自身の口座から別の金融機関へ移し、ネットカジノでお金を使い込んだとされる田口翔容疑者を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕したことを紹介。

 清原弁護士は「有罪であれば実刑になると思います。詐欺罪は財産罪ですから、被害弁償できるかが量刑に大きく左右するわけですけど、被害弁償できないと本人が今言っておりますので、このままもし有罪であれば、懲役3年の実刑判決がでる可能性が高いと思います」と実刑の可能性が高いとした。

 また、仮に田口容疑者がネットカジノで4630万円を元手にもうけていた場合、利益は誰のものかになると問われると、清原弁護士は「仮にカジノでぼろもうけして今現在10億円あるとなれば、田口容疑者の能力が高かったと。彼のスキルで稼いだお金ということですから10億円は彼のもの。その中から元手である4630万円とか、弁護士費用とかを払っていけばいい。それ以上のお金は田口容疑者の自分のお金として手元に残してかまわないと思います」と利益分は田口容疑者のものになると語った。

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