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巨人・桑田コーチ 戸郷は「勝たせてあげたかったですね」「かわいそうというかね、胸が痛くなる敗戦」

[ 2022年5月27日 21:44 ]

交流戦   巨人2―3日本ハム ( 2022年5月27日    札幌D )

<日・巨>8回、浅間(左)に勝ち越しソロを浴びた先発の戸郷(撮影・河野 光希)
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 巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(54)は今季3敗目(5勝)を喫した戸郷翔征投手(22)について、何度も「勝たせてあげたかったですね」と残念そうに口にした。

 戸郷は9回試合ではプロ初完投となる8回を投げ切り、無四球8奪三振、7安打3失点と力投。だが、一発に泣いた。2―2のまま迎えた8回だった。1死から2番・浅間に投げたこの試合の123球目。カウント1―1からの3球目、内角低めカーブを右翼スタンドに叩き込まれ、これが決勝点となった。浅間には3回にもフォークボールを左中間へ適時三塁打されるなど日本ハムの7安打中3安打を打たれた。

 戸郷は降雨コールド負けした昨年7月9日の阪神戦(甲子園)が6回5安打4失点(自責2)でプロ初完投だったが、9回試合での完投はプロ初。前回登板した20日の阪神戦(甲子園)では8回4安打無失点と好投して勝利投手の権利を得て降板したが、勝利まであと1球となった9回2死2ストライクから3番手右腕・デラロサが大山に痛恨の同点2ランを浴び、両リーグ単独トップの今季6勝目(2敗)が消滅していた。

 試合後、桑田コーチとの一問一答は以下の通り。

 ――戸郷投手は8回まで投げ切ったが

 「まあ本当に、戸郷に勝たせてあげたかったですね。移動試合ということでリリーフ陣含めて野手も疲れているという中で、俺が1人で投げ切るんだというそういう意気込みをピッチングから感じましたよね。真っすぐも多かったし、途中失点した時がね、崩れそうになりかけたんですけど、また持ち直してね。もう一回立て直してゲームを作り8回まで来たんですけど、2番の浅間くん1人にやられたという感じですよね。今日は」

 ――3回はエンドランという珍しい形で先取点を奪われた

 「そうですね。それよりも浅間くんですよね。ちょっと、もう少しミーティングをしてですね、悔いが残る1本でしたけど、ホームランは」

 ――これまで崩れることもあったが、5回は粘った

 「そうですよね、粘れるピッチャーになってきましたのでね。非常に今日は良かったと思いますし、とにかく僕は勝たせてあげたかったですね。前回も8回0点で投げていたので、うん。今日は本当になんか…かわいそうというかね、胸が痛くなる敗戦でしたね。はい。戸郷に本当に勝たせてあげたかったです」

 ――四球もなく安定した投球を続けているように見える

 「そうですね。本当に今年はクオリティースタートをずっと継続してやって100球以上も投げて、本当に素晴らしいと思っています。だからこそね、勝ち星をつけてあげたかったなと思います」

 ――中継ぎ陣が休めたというのは不幸中の幸い

 「その彼の、戸郷の心意気と言いますかね、そういう気持ちを持ちながらマウンドに立っていましたよね。それは非常に感じましたね」

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