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阪神・才木 2軍戦で初の完封「自分の中では一歩成長」 手術後最速の152キロを5度もマーク!

[ 2022年5月27日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神3-0広島 ( 2022年5月26日    鳴尾浜 )

<ウエスタン神・広>4回、笑顔を見せる才木(撮影・坂田 高浩)
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 復活、いや、それ以上の進化をマウンドで証明した。阪神・才木が1、2軍を通じて6年目での初完投、初完封。散発4安打、無四球で104球を投げ抜いた。

 「手術明けで1試合を投げ切れたのは自分の中では一歩成長というか、良かったかなと。体の感じ的にも、めちゃくちゃ疲れたことはない」

 20年11月の右肘手術(トミー・ジョン手術)後最速の152キロを初回に5度計測した。変化球も効果的に織り交ぜ、6回までは二塁すら踏ませない。「序盤にフォークとかカーブでカウント取れたりしたので、楽な展開を作れた」。8回2死三塁で羽月を150キロで中飛に打ち取るなど、終盤も球威は衰えず。最後は4番・林をフォークでこの日8つ目の三振に仕留め、見事完封を遂げた。

 平田2軍監督からも「1軍のピッチャーと引けを取らん内容」と絶賛された。それでも、4日に背番号35を取り戻したばかりの右腕は自らを戒める言葉を残した。「1軍で投げないと、この世界は意味ない。細かいカーブのカウントだったり、真っすぐの精度、変化球でカウント取りにいったり。そういうところで磨いていける部分はたくさんあるので。今日の結果は良かったけど、めちゃくちゃ満足しているわけではない」。高卒2年目の18年には6勝を挙げた逸材。目指す場所は、より高い次元にある。(阪井 日向)

 ▼阪神・安藤2軍投手コーチ (才木について)素晴らしかったね。彼も手術明けでスタミナをずっと課題に取り組んできて、投げる度にスタミナも付いてきているし。今日も最後までスピード、球威も落ちなかったし。(9回続投は)こういう競っている展開(7回まで両軍無得点)で決着を付けるじゃないけど、球数もまだいけそうだったので。カーブの精度がもうちょっと上がってくれば、直球も生きてもっと投球の幅が広がってくる。十分1軍でも通用すると思いますよ。

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