エース大瀬良がまさかの5失点KO 広島・佐々岡監督「直球も変化球も制球できていなかった」

[ 2022年5月27日 22:01 ]

交流戦   広島0-7ソフトバンク ( 2022年5月27日    ペイペイD )

<ソ・広>5回無死、グラシアルに右越え本塁打を打たれガックリの大瀬良(撮影・中村 達也)
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 広島は、27日のソフトバンク戦に0-7で大敗した。セ・リーグトップタイの5勝を挙げるエース・大瀬良大地投手(30)が、まさかの5回5失点でKOされたことが痛かった。

 試合後、佐々岡監督は初回に4安打2四球から3失点したことに「直球にしろ変化球にしろ、制球できていなかった。真っすぐを制球できていないから、変化球の甘いところを打たれたという印象ですね」と苦々しく振り返った。

 直球に不安があった分、変化球で対応しようとしたが、指揮官は「直球が低めに届いていない(垂れた)というか。それで(緩い)球を使ったんでしょうけど、そうなるとやっぱり相手も変化球の甘いところを引きつけて打ってきますし、やっぱり直球の制球は大事」と分析。大瀬良らしさが見られず、苦悶の表情を浮かべた。

 打線も散発3安打で、先発レイの前に沈黙。28日こそ森下で、交流戦2勝目を手にしたい。

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2022年5月27日のニュース