DeNA・大貫「カミキリ虫はエスコバーが捕ってくれた」 虫も苦手イメージも吹き飛ばして3勝目

[ 2022年5月27日 22:08 ]

交流戦   DeNA1―0西武 ( 2022年5月27日    ベルーナドーム )

<西・D>力投する大貫(撮影・西海健太郎)
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 DeNA・大貫晋一投手(28)が苦手な交流戦のイメージを、大嫌いな虫と一緒に吹き飛ばした。

 初マウンドのベルーナドームで、今季最長の7回1/3を3安打無失点に抑え、3勝目をマーク。「しっかり真っ直ぐを使いながら要所で変化球を低めに集められた」。初回はオグレディ、森をスプリットで連続三振。2、4、5回は内野ゴロ併殺で乗った。

 交流戦は過去4試合で防御率9・75ながらこれで6・05に戻した。苦手な虫も「ベンチのカミキリ虫はエスコバーが捕ってくれました」と8回1死二塁のピンチを切り抜けた助っ人左腕に二重に感謝した。ちなみにエスコバーは昨年6月9日の同カードで蜂に刺されたという。

 これで7戦連続3失点以下と安定した投球ぶり。パ・リーグへの悪いイメージも過去の話だ。「昔の苦い経験を生かして、次回以降もいい投球をしたい」。交流戦3勝1敗で首位タイとはいえ、借金4のチームを、4年目右腕が浮上させる。

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2022年5月27日のニュース